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コノハズクの教えてくれたこと

少し前のお話です。

主人が農作業中、木陰に何かの気配を感じて覗いてみると小さなコノハズクが怪我をして疼くまっていました。

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怪我の具合は思いのほか重症で衰弱もしていたようです。
大きな鳥に襲われて、命からがら木の下に逃げ込んだのでしょうか。

ご近所のナオキ先生に聞いたところ、とりあえず振興事務所に相談、事務所から二人の職員さんが駆けつけてくれました。
他方に連絡を取り、翌日県内の野鳥保護センターに届けられることになりました。

そして明日朝までの一晩は地域起こし協力隊のメグ姐さんのお家に預けられました。


野鳥が怪我をしている場合は、自治体に報告すれば、野鳥保護センターや飼育施設に届けてくれます。

ですが、特別天然記念物などではない野鳥を見つけた場合、無理に保護しなくても良いようです。

鳥たちにも自然治癒力があり、一時的に動けなくなっても時間を経て飛べるようになる時もあるそうです。
また、野鳥の中には病気を持っていたり、攻撃性が高く保護した人に襲いかかる場合も。
保護しなかった場合、キツネや猫に襲われることもあるかもしれませんが、自然の摂理の範囲なので、そのままそっとして立ち去ることも正しい選択肢なのだそうです。

そして翌朝、残念ながらコノハズクは、メグ姐さんのお家のカゴの中で冷たくなっていたそうです。
かわいそうですが、仕方ありません。


その数日後、主人が鹿猟デビューを飾りました。

罠の先生と主人、それにナオキ先生も加わって、括り罠(くくりわな)の手入れをしながら楽しそうに盛り上がっておりました。

先日、小さなコノハズクの命のリレーの発端となった二人。
今日は、害獣とは言えど真逆のお仕事ですが‥


うまく説明できないのですが、田舎暮らし、色々な命との向き合い方がありますね。


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真夏の神楽

都市部に住んでいた時は、地元のお祭りなんて行ったことありませんでした。

お祭り、盆踊り、屋台、人混み、りんご飴‥思い出されるのはそんなことで、なんのためにお祭りをしているのか、人が集まっているのか考えたことはありませんでした。


山あいの町、和良町では各区ごとに神社があります。
昔、この町が林業などで栄えていた頃はどこの区でもお祭りが盛大に行われていたようです。

現在、過疎化した地区から少しずつ簡略化の傾向にあり、私たちの区でも悪魔祓いの舞と神事だけになってしまっていました。
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で、神事の後のお食事会の席で、移住した人も増えてきたので、なんとか神楽を復活させられないかと話が盛り上がったのが、去年の話でした。


ー そして今年。

神社にのぼりが立ちました。
狛犬もこの日は一段と凛々しい。。余談ですが、こちらの狛犬、狼(山犬?)なのです。

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立派な神楽舞台もトタンが外され、準備できました。
この日のために、皆で古いDVDを見直して舞と神楽の練習を重ねました。

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獅子の舞。獅子の表情がわかる素晴らしい舞です。

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おかめ、ひょっとこの掛け合い。今も昔も男女の機微がなかなかに面白い。

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命の危険を感じるような猛暑の中のお祭りでしたが、ここだけは境内の銀杏の木がみなを守るように木陰を作ってくれて暑さを感じませんでした。とにかくビールが旨い。

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今年、お食事会はなかったものの銀杏の木陰でみんなが祭の復活を喜んでくれているのがわかりました。
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祭り、本当にいいね。何に感謝し、なんのために祈るのか、よく分かったような気がします。

実は、私が龍笛、同じく移住してきたタカギさんが獅子の舞を舞うはずでしたが、そうそう簡単ではなく、今年は参加できませんでした。また来年に向け頑張りたいと思います。


練習の様子も和良起こし協議会Facebookに取り上げていただきました。7月30日の記事です。

わら起こし協議会


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7月の豪雨

しばらくぶりの更新となりました。なかなか忙しくブログを開くことができませんでした。

少し前の記事ですがアップしていなかったので。。。

もう半月経つのですね。


7月の豪雨災害、大変な一週間でした。

郡上市でも1200ミリを観測し、避難勧告や警報、道路情報の緊急メールがひきりなしに入ってきました。
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山に降る雨は山肌を滑り普段は見えない水の流れができ、小さな川があっという間に濁流となりました。

ただ古くからの集落は、山や川をよく知った上で広がっていった街並みなんですね。
豪雨によって現れた水の流れは人家のないところを抜けて川に合流してくれました。

「昔々、あるところに。。。おじいさんは山へ芝刈りに、おばあさんは川へ洗濯に‥そんな風に昔の人は山や川と上手に付き合ってきたんだよ。山を見なさい。川を見なさい。」

去年の九州の豪雨災害の時期、近所の方が教えてくれました。
その時は、なるほどと思ったのですが、真の意味がよくわかっていなかったかもしれません。今回その話を思い出しました。

集落内のあちこちで小さな土石流や崩落が起こっていたようですが、直接の被害を受けた人はいませんでした。

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決して小さくはない石の川の跡です。これが我が家に流れ込んでいたら。。。

なんとか持ちこたえた上流の川でしたが、下流で一つになった時にそれは想定外の力となったようで‥‥街の振興事務所と病院の基礎部分が裏側の遊歩道ごと流されていました。

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幸い、居住区の損壊はありませんでした。
そのことを知った翌日、すでに雨はやんでいましたが、人間の力では叶わない自然の猛威を感じ背筋が寒くなりました。

今回の災害で被害に遭われた方、今なお復興作業の中におられる方、こころよりお見舞いを申し上げます。
またあの災害以来、今度は気温の上昇が続いています。皆様もどうかお身体ご自愛下さい。

一昔前の異常気象のない暮らしに戻ることができるのなら戻りたい、本当にそう思いますね。

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ホタル

ホタルの季節です。



高感度のカメラで昨年の和良町のホタルを写した動画を借りてきました。
ゲンジボタルの儚い光、仲間と同調しながら翔ぶ風情は普通のカメラやスマホでは捉えられないのですね。
この動画が一番、肉眼で見える蛍に近いと思います。

数年前にテレビで取り上げられたのを機に県内外から人が来るようになり、交通渋滞やごみの問題が深刻となりました。車のライトや大きな音、カメラのフラッシュ、防虫スプレーは蛍にとって良くありません。

これではいけないと有志が集まり蛍を守る会の活動を開始しました。私たち夫婦も昨年からこの会に参加させていただいています。

蛍の守り方には様々な取り組み方があります。自治体によって蛍や蛍の餌であるカワニナを放流したり、積極的に数を増やす活動が多いのですが、和良町の蛍を守る会は見守る事が信条。蛍の発生には手を加えない、蛍の発生状況の観察とシーズン中観にきてくれた人がホタルに正しく接していただけるように臨時の駐車場と遊歩道を整備するなどしています。

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蛍は鬼谷川沿いの山側の森に発生します。
国道から一歩入った800mほどの遊歩道になっています。
外灯など無く森が大きなスクリーンのように見えます。月が出ない日は飛んでいるホタルの光が水面に移り、雨があがった暖かい日はホタルが山の方にゆらゆらと登っていきます。

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遊歩道のちょうど蛍が多く発生するあたりに栗の老木があります。この木は枯れる前から毎年蛍たちを見守ってきたのだと思います。
映画に出てきそうなシンボル的な木なのですが、残念ながら夜は見えないので観光客の目に触れることはありません。
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栗の木が喜んでいる、この環境を共有できることが幸せです。


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「蕗(フキ)を採りにいらっしゃい」

また今年も声をかけていただきました。

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モリヒコ先生は主人が山のお仕事だったりでお世話になっている方です。
私も時々遊びに行って料理のこと、農業のこと、暮らしのこといろいろ教えていただいています。

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蕗は鍋の大きさに合わせて採るんだよ。
できれば銅の鍋がいい、ふきの緑色が綺麗に出るからね。

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鎌を持ってヒゴを腰に下げ自分で採る。足が痛くても甘えてはいられません。
しかし、ちゃんと一番平らな取りやすい場所を私のために残してくださっていました。

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モリヒコ先生のところの蕗は太く柔らかいのです。15分ほどで鍋一杯分のフキが採れました。

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作業の後は、先生のとっておきコーヒーをいただきます。

年末に大怪我をして春先は動けず、
蕗の薹(ふきのとう)は取りに来れなかったけれど‥大丈夫、また来年くればいいのです。

いろんなものが私を待っていてくれると感じる時間です。


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プロフィール

このみぼらの嫁

Author:このみぼらの嫁
岐阜県 郡上市和良町の山間で農業を始めました。

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